方向を示すのに使われる前置詞は「to」や「for」が主に使われます。この2つの単語を日本語にすると、「to」も「for」も「~へ」、と同じになってしまうので、正直、これを使い分けるのは、なかなか難しいと思ってしまいます。でも大丈夫です。アメリカ人は、ちゃんとこれを使い分けているのですから、絶対になにかあるに違いありません。ここではtoとforを使い分ける方法について紹介していきたいと思います。

toforの基本

まずはtoとforの基本的な役割を確認しておきましょう。

使われ方 使い方 前置詞 覚え方
方向と目的地を伝えたい時 to toは到着まで
目的または目的地を伝えたい時 for forは途中まで

これだけだと、まだピンと来ませんよね?ですので、toは「どこかへ行くよ!」forは「どこかへ向かうよ!」と、ここではイメージするようにしましょう!

toとforを比較

toを使った時と、forを使ったときを比較してみるとわかりやすいと思いますので、比較してみましょう。

I go to Tokyo station.
私は東京駅へ行きます。

この場合、確実に東京駅へ行くというニュアンスになります。

I leave for Tokyo staion.
私は東京駅へ向かいます。

こちらは、東京駅へ向かっているけど、もしかしたら途中でどこかに寄るかもしれないというニュアンスになります。このように比較してみると、ちょっとしたニュアンスの差なんですよね。

そして、forには、人やモノに対して向かうと考えることが出来るので「~のために」という意味になることを押さえておきながら、上の例文のtoとforを入れ替えるとどうなるのか?を見てみましょう。

I go for Tokyo station.
私は東京駅を取りに行きます。

(go「行く」+for「~のために」で「取りに行く」となります。)

I leave to Tokyo satation.
私は東京駅を任されます。

(leave「離れる」+to「~へ」で、だれかが今いる場所を離れたから「任される」になります。)

全然意味が変わってしまいますよね。この場合、会話なら「東京駅へ行く」って言いたいんだな、とわかってもらえると思いますが、メールだったらどうでしょうか?「何を伝えたいんだろう?」と相手を困らせてしまう可能性がありますよね。ですので、明確に相手に伝わるようにするためにも、「to」と「for」のニュアンスの違いは理解しておきましょう。前置詞の役割って重要なんですよね。

ここまでをおさらいすると、自分が東京駅へ「まっすぐ行く時」は、「I go to Tokyo staion.」 「途中で寄り道するかもしれない時」は 、「I leave for Tokyo station」となります。

動詞とセットで

方向を表す前置詞のtoとforは、出来れば「動詞と組み合わせて覚える」ようにしましょう。また、「場所」や「方向」だけでなく「人」などにも使われますので、使いこなせるようになれば、いろんなことを英語で表現できるようになります。組み合わせる動詞によって意味が大きく変わってしまう場合があるので、注意しておきましょう。下に日常生活で使えそうな簡単な表現を表にしましたので、参考になれば幸いです。

日本語 Japanese 英語 English
駅まで送って下さい please send me to the station.
駅まで迎えに来てください。 please come to the station.
レストランに連れていって下さい。 please  take me to a restaurant.
これ貸してあげるよ I’ll lend this to you.
これあげるよ。 I’ll give it to you
これ買ってあげるよ。 I’ll buy it for you.
今日は料理を作ってあげます。 I’ll cook for you today.
道をあけて下さい。 please make way for me.
私が選んであげます。 I’ll choose it for you.

あとはこのような簡単な表現を日常生活に取り入れて「アウトプット」をしていけば、自然と身についていくと思いますので、アウトプットをすることを心掛けていきましょう!