偶然?

私がリスニングのコツをつかんだ瞬間は、かなり疲れている時でした。それでも「疲れてても毎日やる!」と決めていたので、イヤホンをつけてリスニングを始めました。普段は聞き取ろうとして「頑張って聞く」のですが、この日は、何気なく「ラジオを聞くように」聞いていました。しばらくすると、ふと「あれ?頑張って聞いてないのに内容がわかるな!」と思いました。普段は頑張って聞いていたのですが、同時に「頑張って日本語に変換」して聞いていたんです。この時に「何度も聞いて頭の中に入っている英語」は、「意識しなくても理解できるようになる」ということに気づきました。これこそが「英語を英語で理解することなんだ!」と、初めて実感することが出来た瞬間でした。それからは「日本語に変換しない」ように気を付けて「音だけを集中して聞く」ようにしました。初めて聞く単語や英文はもちろん理解できませんでので、英文を聞いた後に、英文を読み内容を確認してからまた聞く。そして、これを瞬間にわかるようになるまで続けるようにしてみよう!と思い、英語の聞き方を変えてみることにしました。この時のTOEICの点数は600点~700点を行ったり来たりしている時でした。

それまでの勉強法との違い

違いは2つありました。一つは聞きながら「日本語にしない」ことでした。私は、英語の勉強を始めたころからずっと、英語を聞きながら、意味も理解したいので、日本語に変換しようとするクセがついてしまっていたんです。しかし、この日をきっかけに、「音を聞くことだけに集中する」ようにしました。そして、もう一つは「同じ文を何回も聞く」ようにしたことです。それまでも何回かは聞いていたのですが、何回か聞いて「聞けるようになったな」と思ったら「次へ」、そして「次へ」と、とにかくいろんな文章を聞く方が良いと思っていたので、量をこなすようしていました。そのせいか、TOEIC本番では「あれ?聞いたことあるけど、何だっけな?」と感じたことが、何回もありました。そうすると、スピードについていけなくなったり、聞き逃したりしていたため、なかなかスコアアップしていかなかったんだなと思います。

瞬間に理解することの大切さ

これは「完璧に聞き取れる」と思った文章も少し時間をおいてから、「もう一度、何回か聞く」ようにしました。これも今だから言えることなんですが、この「少し時間をおく」というのが良かったんだと思います。なぜなら、その時は完璧だと思っても、時間が経つと忘れてるんですよね。これは単語を覚えることと共通するんですが、「忘れるので、思い出すことが大切」ということを、英単語で経験していたの、リスニングでも実践するようにしていました。 そして、「聞いた瞬間に理解する」これが出来ないと「スピードについていけない」ということに気付いたので、復習に重点を置きつつ、量も増やさないといけないので、リスニングにかける時間が自然と増えていきました。この時はやる気だけはあったので、すきま時間や空き時間は復習、ちょっと時間が取れるときは、新しい問題をやる。このように、とにかくリスニングに時間をかけたのを覚えています。

ついに

800点に到達しました。実は、伸び悩んでいたので、「得点は伸びないんじゃないか?」「限界なんじゃないか?」と不安になっていたので、これは率直にうれしかったです。ちなみに、この時のリスニングのスコアは425点でした。この時の受験直後は、Part3やPart4でも自信を持って回答出来た問題が増えてきていたので、「もしかしたら?」と期待はしていたのですが、知らない単語は聞き取れないので、わからなかったところもありましたので自信はありませんでした。ですが、このTOEIC本番でも、「音だけに意識」して聞くようにしたので、スピードにはついていくことができました。そのため、これは「絶対に違う」と思える選択肢を消去することが出来たので、正解率も上がっていったんだと思ってます。この調子でいけば、「900点も取れるんじゃないか?」と調子に乗ったところもありましたが、現実はあまくなかったです。

アドバイス

英語の勉強を始めたけど、全然聞き取れない!スピードについていけない!と感じている方は、最初はみんな同じなので、全然、気にする必要はないと思います。私もリスニングの勉強には、とても苦労させられました。ですが、これから英語を始めようと志していている方へのアドバイスとして、リスニングの勉強方法は、まずは「英語発音のルールを覚える」「発音を聞くことに集中する」「日本語に変換しない」「復習に重点を置く」「少し時間を置いてまた聞く」このようなステップでリスニングに取り組んでいくのが良いと思います。